ライバー事務所は「ランキング上位だから」で選ぶと失敗します。見るべきは次の5つだけです。

  1. 手数料・還元率は「数字だけ」で比べない
  2. ノルマは「悪」ではなく「自分の生活と合うか」
  3. 面談でこれを聞けば、誠実な事務所か分かる
  4. 契約書はここだけは読む
  5. 所属してからの最初の3か月をイメージする

この記事では、実際にライバー事務所を運営する立場から、この5つを上から順に解説します。

執筆・監修:ETERNALd.c.t(エターナルディクト)ライバー事業部
代表:畑 和寿/設立:2025年5月/所在地:大阪府大阪市中央区南船場3丁目2番22号 おおきに南船場ビル205
歌に特化したライブ配信アプリ「ColorSing」を主戦場とするライバー事務所を運営しています。所属ライバーは58名(2026年7月現在)。本記事は、日々の応募相談で実際にいただく質問と、当社が公開している条件をもとに執筆しています。

ライバー事務所の面談で担当者に質問しながらメモを取る女性

ライバー事務所とは?そもそも入るべきなのか

ライバー事務所の役割は、大きく3つです。マネジメント(目標設定・配信スケジュールの相談)、配信サポート(伸ばし方のノウハウ、機材や環境のアドバイス)、案件・イベントの紹介。アプリの公式パートナーである事務所なら、個人では得にくい情報に触れられる場合もあります。

ただし、はっきりお伝えします。事務所に入らなくても、ライブ配信は今日から始められます。「入らないと稼げない」ということはありません。違いは、伴走者がいるかどうかだけです。

個人での配信事務所所属
手数料なしあり
ノウハウ自力で試行錯誤提供を受けられる
相談相手いない担当マネージャー
自由度完全に自由一定の約束が生まれる

先に、当社の立場を明かしておきます

当社が扱っているのはColorSing(JOYSOUND提携楽曲を使える歌特化アプリ)が中心で、配信にはiPhoneまたはiPadが必要です。つまり、他アプリで活動したい方やAndroid端末しかお持ちでない方にとって、当社は候補になりません。

だからこの記事では、自社をおすすめするランキングを載せません。代わりに、どの事務所を見るときにも使える「自分用の物差し」をお渡しします。

おすすめ事務所を探している方へ:ランキングより先に「条件」で絞る

「ライバー事務所 おすすめ」で検索すると、ランキング記事が大量に出てきます。ただ、ランキングの順位は媒体ごとにバラバラで、掲載基準も明示されていないことがほとんどです。順位より先に、次の3つで候補を絞るほうが確実です。

  1. 配信したいアプリで絞る — 事務所ごとに提携アプリが違います。使いたいアプリに対応していない時点で、他がどれだけ良くても候補外です
  2. 自分の端末で絞る — iOS限定のアプリもあります(ColorSingもそのひとつ)。ここで候補は一気に減ります
  3. 配信できる時間帯・日数で絞る — 週1〜2日しか取れないのに、高頻度前提の事務所を選ぶと必ず苦しくなります

この3つを通過した事務所だけが、あなたにとっての「おすすめ候補」です。

所属するメリット・デメリット

メリット

  • 伸ばし方のノウハウを、ゼロから試さずに受け取れる
  • 悩んだときに相談できるマネージャーがいる
  • イベント情報や案件の紹介を受けられる
  • ライバー同士の交流やコラボの機会がある

デメリット

  • 報酬の一部が手数料として引かれる
  • 配信頻度や活動範囲に、一定の約束が生まれる
  • 担当者との相性が合わないと、かえってストレスになる

ここで運営側の本音をひとつ。デメリットを自分から説明しない事務所は、要注意です。手数料が引かれること、契約に期間があること、相性リスクがあること。これらは所属すれば必ず発生します。聞かれるまで話さない、あるいは「特にデメリットはありません」と答える事務所は、その後の説明も同じ姿勢だと考えたほうがいいでしょう。

なお、すでに自力で固定リスナーがつき収益も安定している方、活動に一切口を出されたくない方は、無理に所属する必要はありません。

LINE

ここまで読んで「自分の場合は?」と思ったら

記事の内容をそのまま質問してもらって構いません。所属を前提にしない相談も歓迎です。

LINEでライバー相談を始める

友だち追加後、「ライバー相談」と1通送ってください。担当者からLINEでお返事します。応募前の質問だけでも大丈夫です。

【タイプ別】まず自分のタイプを決めてから読む

5つの判断軸は、どのタイプの人にも共通して使えます。ただし優先順位はタイプごとに変わります。先に自分がどれに近いかを決めてから、次の判断軸を読み進めてください。

副業・家事と両立したい方
優先確認:ノルマの柔軟性/チャットで完結する連絡手段/繁忙期の調整可否 → 判断軸②を重点的に

本気で収入を伸ばしたい方
優先確認:案件・イベントの紹介実績/数字にもとづく改善提案/育成事例を具体的に語れるか → 判断軸①と⑤を重点的に

顔出しせずに活動したい方
優先確認:声のみ・キャラクター配信への対応/その形式の支援ノウハウ → 判断軸③で必ず質問を

歌を軸に活動したい方
優先確認:楽曲環境(提携楽曲の有無)/歌配信の実績/オリジナル曲の相談可否

他アプリから移りたい方
優先確認:既存契約の確認をしてくれるか/併用が可能か → 判断軸④を重点的に

自分のタイプを決めてから面談に行くと質問が具体的になり、事務所側の回答の質も上がります。

判断軸①:手数料・還元率は「数字だけ」で比べない

なぜ「相場は◯%」と言えないのか

「ライバー事務所の手数料相場」を調べても数字がバラバラなのは、報酬が二層構造になっているからです。

1つ目の層は、アプリ側の分配。配信で受け取ったギフトやコインのうち、どれだけが報酬の対象になるかはアプリごとに設計が違います。2つ目の層が、事務所のマネジメント料。ここが一般に「手数料」と呼ばれる部分です。さらに専属か非専属か、イベントの成績や配信状況によって条件が変動する仕組みを持つアプリもあります。

つまり、アプリが違えば同じ手数料率でも手取りは変わります。だからネット上の相場情報だけで判断せず、応募先に直接確認してください。

参考として当社の条件を公開すると、入所金・月額費用は0円、報酬還元率はColorSing所定の条件により50〜70%です。この「所定の条件により」という部分が実は重要で、還元率が一律なのか、条件で変動するのかは事務所ごとに違います。

そのうえで、選ぶ側が必ず頭に入れておくべき原則があります。条件の緩さは、サポートの厚みとのトレードオフだということです。還元率が高い分だけサポートが薄い、というケースは実際にあります。「高還元」「ノルマなし」は、それ単体では好条件を意味しません。必ず「その代わりに何が薄くなるのか」をセットで確認してください。

面談メモ用チェックリスト

確認すべきは「手数料の%」ではなく、その%で何をしてもらえるかです。次のリストをスマホのメモにコピーし、事務所ごとに埋めていくことをおすすめします。

  • [ ] 還元率・手数料は何%か/その対価に含まれるサポートの説明があったか
  • [ ] 入所金・月額費用は0円か、有料か
  • [ ] 担当マネージャーは付くか/担当者名まで確認できたか
  • [ ] 定期面談の頻度(月◯回か、不定期か)
  • [ ] 相談手段と返信の目安時間(チャット可か、何時間以内か)
  • [ ] イベント・案件の紹介について、過去の具体例を聞けたか

数字だけでなく中身が並ぶと、比較の質が変わります。

判断軸②:ノルマは「悪」ではなく「自分の生活と合うか」

「ノルマのある事務所は避けろ」という論調をよく見かけますが、私たちは少し違う見方をしています。ライブ配信は継続した配信時間と結果が相関しやすいため、目標としての基準には意味があるからです。基準が何もないほうが続かない、という方も少なくありません。

問題はノルマの有無ではなく、達成できなかったときにどうなるかです。次の3点を必ず確認してください。

  1. ペナルティはあるか、あるなら具体的に何か
  2. 報酬が減る仕組みはあるか
  3. 事前に相談すれば調整できるか

当社の場合、事務所独自の強制ノルマはなく、配信時間の目安は目標に合わせて一緒に設定します。ただし正直にお伝えすると、一定期間配信がない場合、ColorSing所定のルールにより還元条件が変動することがあります。この種の「例外」を面談前に自分から話すかどうかが、事務所を見極めるポイントです。

副業・学業と両立したい人がチェックすべきこと

面談前に、次の3つを紙に書き出しておいてください。①本業(学業)の拘束時間、②繁忙期がある月、③体調やメンタルの波。そのうえで「この生活で守れる条件か」を軸に判断します。逆算せずに条件だけを見ると、必ず無理が出ます。

判断軸③:面談でこれを聞けば、誠実な事務所か分かる

運営者が公開する、質問リスト7つ

事務所を運営する側として「これを聞かれたら誠実に答えるべき」と考えている質問を、そのまま公開します。

  1. 還元率・手数料は何%で、その対価に含まれるサポートは具体的に何ですか
  2. 契約期間は何か月で、更新はどういう仕組みですか
  3. ノルマや配信条件を満たせなかった場合、どう扱われますか
  4. 専属になる範囲はどこまでですか(他アプリ・SNS・他の仕事は可能か)
  5. 担当マネージャーは誰で、連絡手段と返信の目安時間は
  6. 辞めたいときの手続きと、違約金の有無を教えてください
  7. 初期費用・レッスン料など、こちらから支払う費用は一切ありませんか

この7つを、そのまま当社にぶつけていただいてもかまいません。→ 公式LINEで「ライバー相談」と1通送る(応募前の質問だけでもOKです)

事務所側も、あなたに聞くべきことがあります

良い面談は一方通行になりません。参考までに、当社が相談時に確認しているのは次の7項目です。使用端末/配信経験/今の働き方・生活/週に配信できる日数/希望する配信スタイル(顔出しの有無)/活動で実現したいこと/応募条件(審査・契約期間・還元条件の変動)への理解。

これらを聞かずに条件と実績の話だけで進む面談は、あなたに合うかどうかを判断していない可能性があります。

返答の「具体性」で見極める

良い事務所の特徴:デメリットを自分から説明する/数字を即答できる/即決を迫らない/契約書を事前に渡してくれる。

警戒すべき返答:「詳しくは契約後にお伝えします」「今日中に決めてくれれば特別に……」「みんな稼げていますよ」(個別の説明がない)。

そして明確な線引きをひとつ。初期費用やレッスン料を請求する事務所は避けてください。事務所はライバーの報酬から手数料を得るのが本来の形です。

SNSにスカウトDMが届いたら

事務所がDMを送ること自体は珍しくありません。判断すべきは中身です。①事務所名と運営会社が明記されているか、②扱うアプリと、なぜ自分に声をかけたのかを説明できるか、③面談前に還元率と契約期間の概要を教えてもらえるか。この3点を最初の返信で確認し、そのうえで上の7つの質問をそのまま送って構いません。「今すぐ返事を」「枠が残りわずか」と急かす相手とは、いったん距離を置いてください。

判断軸④:契約書はここだけは読む

最低限、次の5つの条項だけは自分の目で確認してください。

①契約期間 — 何か月・何年か
②自動更新 — 有無と、止める場合の申し出期限・方法
③専属条項 — 縛られる範囲はどこまでか(他アプリ・SNS・他の仕事)
④報酬 — 計算方法と支払日
⑤中途解約 — 条件と違約金の有無

自動更新そのものは珍しくありません。当社も契約期間は1年間・自動更新で、解約と更新の条件は面談と契約書で必ず説明しています。重要なのは、「いつまでに、どういう方法で申し出れば更新を止められるか」が明記されているかです。

「合わなかったら辞められるのか」への回答

この不安も非常に多くいただきます。ここは事務所ごとに条件が大きく異なる領域なので、一般論としてお伝えします。契約期間の満了をもって終了するのが基本形で、期間の途中でも話し合いで対応する事務所は多くあります。ただし違約金の有無や申し出の期限は契約書次第です。

当社の場合も、解約・更新の条件は個別の契約書に基づいて面談時に説明しています。「辞め方」は、入る前に聞いておくのが正しい順番です。分からない条項は「これはどういう場面で適用されますか」と聞いて構いません。答えたがらない事務所とは契約しないでください。

判断軸⑤:所属してからの最初の3か月をイメージする

「初心者でも稼げるのか」への回答

正直にお答えすると、「いつからいくら稼げる」と断言する事務所があれば、そちらを疑ってください。アプリ・配信時間・ジャンル・タイミングで結果は大きく変わります。

参考として、当社の所属ライバーの立ち上がり事例を2つ公開します。

事例A(経験ゼロ)事例B(経験あり)
初月のリーグLeague 38League 53
初月獲得コイン412,552448,553
配信回数24回30回
配信時間85.2時間92.4時間

※獲得コインは収入額ではありません。いずれも個人の実績であり、同様の成果を保証するものではありません。

この2例に共通するのは、初月から配信回数と時間を積み上げている点です。当社の現在の活動率は86.2%、ColorSing二次審査の合格率は100%(いずれも2026年7月現在)ですが、審査に通ることと続けられることは別の話だと考えています。

数字は「額」ではなく「変化」で記録する

始めたばかりの時期は、リスナーが少なく反応がない時間が続きます。ほぼ全員が通る道で、ここで辞めてしまう方が最も多いのが現実です。だからこそ、記録の付け方を先に決めてください。

  • 毎回の配信後:配信した曜日・時間帯・配信時間・視聴者数・コメント数を1行だけメモする
  • 週に1回:先週と比べて「コメントをくれた人が増えたか」「同じ人が戻ってきたか(リピーター)」だけを見る
  • 月に1回:曜日・時間帯ごとに並べ替え、伸びた枠を次月の固定枠にする

収益額を毎日見ていると、変化に気づく前に心が折れます。先に動くのは視聴者数・コメント数・リピーター数で、収益はその後からついてきます。

「1か月目に何をしてくれるか」を聞く

事務所選びは、所属1か月目の動きを具体的に説明できるかで判断できます。当社の場合は、初回1時間の勉強会(アプリの使い方、プロフィール、初配信の流れ)、月1回・原則30分の個別面談、回数制限のないチャット相談(原則24時間以内に返信)を用意しています。担当マネージャー自身も現役のColorSing配信者です。

抽象的な「しっかりサポートします」しか返ってこないなら、そこは慎重に判断してください。

応募から所属までの流れ

「応募したらすぐ契約させられるのでは」という声をよくいただきますが、一般的な流れは次のとおりです。

  1. 問い合わせ(この時点では何も決まりません。質問だけでも構いません)
  2. オンライン相談・面談(希望と生活リズムの確認、条件の説明。ここで7つの質問をぶつけます)
  3. 審査・契約条件の確認(契約書を受け取り、5つの条項を確認してから署名)
  4. 勉強会・初配信の準備

ポイントは、2と3の間にあなたが考える時間があるのが正常だということです。当社も面談は「面接」ではなく「相談会」と位置づけていて、その場での即決はお願いしていません。ここを飛ばそうとする事務所には応じないでください。

まとめ:ランキング1位ではなく、自分に合う事務所を選ぶ

  1. 手数料・還元率は「数字だけ」で比べない — %ではなく、その対価に何が含まれるか
  2. ノルマは「悪」ではなく「自分の生活と合うか」 — 満たせなかったときにどうなるかを確認する
  3. 面談でこれを聞けば、誠実な事務所か分かる — 7つの質問への回答の具体性を見る
  4. 契約書はここだけは読む — 期間・自動更新・専属・報酬・中途解約
  5. 所属してからの最初の3か月をイメージする — 1か月目のサポートを具体的に説明できるか

「どこがおすすめか」を探すより、「自分が何をしたいか」を先に決めるほうが結果的に最短ルートです。そして、分からないまま契約しないこと。複数の事務所に相談して構わないこと。これは事務所を運営する側からのお願いでもあります。

無料相談・応募のご案内

当社に寄せられる相談で最も多いのは、「配信を始めたいけれど何から手を付ければいいか分からない」「メリットとデメリットを詳しく知りたい」という2つです。どちらも、まったく問題のない出発点です。

この記事で紹介した7つの質問リストを、そのまま当社にぶつけていただいて構いません。還元率の中身も、配信条件の変動も、辞めるときの手続きも、包み隠さずお答えします。応募前の質問だけでも歓迎ですし、即決していただく必要もありません。全国からオンラインで相談・面談が可能です。

公式LINEを友だち追加して「ライバー相談」と1通送る(LINE ID:@585fuemj)

  • ColorSingライバー募集の詳細・条件:https://eternaldct.net/colorsing/
  • ライバー事務所について:https://eternaldct.net/liver.html
  • 所属ライバー紹介:https://eternaldct.net/livers.html
  • メールでのお問い合わせ:info@eternaldct.net

所要時間は1分ほど。ご相談だけでも歓迎します。

※本記事に記載の条件・実績は2026年7月時点のものです。報酬・配信条件はColorSingの制度変更により変わる場合があるため、最新条件は面談時に書面でご確認ください。